素人の投資戦略
~ 出会い ~
初めての売却を終え、心が疲れてしまいもう投資はやめようかと考えていました。
その時にふと何故投資をしようと思ったのだろう?と考えました。
小さい頃から漠然と不労所得を得たいと考えていたが、何故?
そもそも何故そんな風に考えるようになったのか?🤔
で、たどり着いた答えが「自由になりたい」でした。
安定的に不労所得を手にすれば老後の資金にもなります。
しかも老後より早くそれを手にできれば、働く場所や時間、誰と働くかなども選ぶ幅が
広がりますよね。自由度が増します。
何をして働くか。1日何時働くか。誰と一緒に働くか。どこで働くか。
選択の自由度が増えます。
不労所得が生活費を上回ると究極、働かなくても生きていけるのです(笑)
だから、ナイアは不労所得が欲しいし安定的なものがいいと思ったのだ。と気づいたら妙に
納得しました。
そして出会ったのが米国株です。
株を保有しているだけで配当金がもらえる。
もちろんすべての米国株が配当金を出しているわけでもないし、日本株でも配当金が出ることが多いです。
しかし、日本株は業績が悪くなるとすぐに減配や、無配になってしまうのです。
また、日本株はほとんどが年1回の配当になっています。(2回の会社もありますが。)
なんだかワクワクしませんし、安定感に欠けます。
米国株の何がナイアの心をワクワクさせたのかというと、配当利回りが良かったことと
年に4回の配当があることです。
しかも、株主に還元するという文化が根づいていて減配どころか増配もある。
何年も連続して...。
年に4回の配当はワクワクします。(1年分の配当金を4回に分けているのですけどね。)
そこでまた色々調べ始めました。
難しい言葉が並び、この条件がそろえば「買い」だとか、割安だとか…。
日本以上に聞いたことのない銘柄ばかり…。
早速、心が折れそうになりました。
そんな時に出会った本が
ひろめさんの
『 バリュー投資家のための「米国株」データ分析 』です。
米国株には、「配当貴族」や「配当王」と呼ばれる連続増配当の銘柄があることやその
中でもS&P500に採用されている銘柄があることなどを知りました。
そこで、めんどくさがりのナイアはピン!ときました。
配当貴族の銘柄をセクターごとに少しずつ買えば、配当金が安定してもらえるのでは?と
考えたのです。
しかも、S&P500に組み込まれているものなら、なお安心と。
セクターを分ければ分散投資になり、リスク軽減になるのでは?
調べるべき銘柄も絞られるしできそうな気がしてきました。
米国株は1株から購入できるので1銘柄を3万円くらいまで、数銘柄買ってみました。
最終的にはセクターを分散したうえで12~15銘柄くらい買いました。
なんだかワクワクし、初めての配当金をもらったときは数百円でしたが感動しました。
その頃ちょうどアサヒビールからの配当金もあり、テンションは爆上がりになりました。
日本株は郵便局で現金化する方法だったので、換金し贅沢に使おうと思っていました。
(4000円程でしたが(笑))
結局、そのタイミングでは使いそびれ次の配当金と合算し、主人と自分のクリスマス
プレゼントを買いました。今までにない感覚でした。
給料以外の収入を贅沢に使うのはウキウキします。
それからは、米国株を少しずつ買い増ししていきました。
心も安定し、このように買い進めていけば配当金も増えていくし大丈夫だと一安心。
そんなことを感じながらふと気づくと、3万円のお買い物をするときには資産100万円が
必要なんだ。とか考えるようになりました。
無駄遣いも減り、本当に欲しいものだけを買おうと思えるようになりました。
ボーナスが出ても先に欲しいものを買うのではなく、先に資産(株など)を買いその配当
金で贅沢をするという風に考えるのがスッキリするようになりました。
無駄遣いや贅沢は人生を豊かにしてくれるものなので、節約や我慢ばかりは自分の人生を
大切にしていないとも思います。
なので、配当金で贅沢をするけれど優先順位をつけて本当にしたい贅沢からするように
しました。
そんな風に落ち着いて過ごせそうだと思っていた矢先...
え⁉ スピンオフ???
なんだそれ?
TwitterやYouTubeなどで投資情報に触れていると飛び込んできた言葉です。
しかもナイアが持っている銘柄。
スピンオフされたら、その銘柄は特定口座から一般口座に移されたり、税金の計算が複雑に
なったりするらしい。
またしても、わけのわからないことが起こりました(;^ω^)
焦って調べましたが、結局売却することにしました(笑)
やはり、個別株は色々気にかけてメンテナンス作業をしていかなければならないのだと
思いました。
またしてもメンタルダウンしそうになりました(笑)
どうしようかなあと考えている時に、出会ったのがETFでした。
投資信託を、個別株のように売買ができる商品です。
S&P500に連動しているものや、高配当ETF。セクターごとのETFなど、たくさんの商品が
あります。
お弁当詰め合わせパックみたいなものです。
中身は、定期的に入れ替えをしてくれるし、1つの会社の業績が悪くなっても株価が0には
ならないので、個別株より安心できます。
なので、その頃から個別株の定期買い付けをやめてETF、特に高配当ETFの定期買い付けに
変更しました。
後は、株ばかりでは暴落時の株価の変動も激しいので米国総合債券のETFも少しずつ購入
することにしました。
今度は大丈夫だろう。1つの会社が潰れても問題ないし、債券も組み入れたし...。
と思いきや、なんということ! ~次回へ~
なんせ素人ですから。
仕事をしながら楽に簡単に夢をかなえようとしているのですから、やり直しや軌道修正は
当たり前。
少しの手間で効率よく投資し、時間をかけてゆっくりと増やしていけば十分だと考えなけれ
ばいけませんね(笑)
一発逆転の博打は怖くてできませんから(笑)
~ここまでの道のりは1年くらいかかりました。(興味を持ってからは10年くらい(笑))興味があっても初めの1歩を踏み出すには勇気がいるし勉強不足だから怖いとかいう気持ちが大きかったです。実際に友人に話しても9割は証券口座を開設しませんね(笑)しかし、ここまで読んでもらってもわかるように、最初はビビりながら少しずつやり、方向転換していく感じでいいと思います。少ない金額なら、かすり傷くらいのケガで済みます。若ければ働いて取り戻すこともできます。どれだけ勉強してもやってみないと感情の動きは自分でもわからないのですから。~
※投資は自己責任でお願いします。
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