こんにちは!naiaです。
今日は卒業に向けての取り組みを
1つ紹介したいと思います。
卒業前の総合の時間などで
クラス裁量で1時間使ってください。
と言われ、
何をしたらいいんだろう?
と、お困りの方はいませんか?
そういう時間に「想い」を伝える
手紙を書かせるのはどうでしょうか?
1.卒業式の持つ意味について(naiaの解釈です。)
日本には”○○式″と呼ばれるものがいくつかありますよね。
「式」と名前の付くものには、人生の節目を迎えるという意味が込められていると思っています。
例えば、結婚式やお葬式は、誰かと一緒に過ごすようになったり、誰かがいなくなることで役割が変わったりしますよね。大きく環境が変わることがありますよね。
また、卒業式や入学式。
これは今まで場を同じく過ごしてきた仲間と別れ、新たな出会いと共に生活が始まります。
卒業後、二度と会わない、会えない人もいると思います。そんな人との別れの儀式でもあるかもしれませんね。
そういう、人生の節目だからこそ、厳かに迎えたいものです。そして、自分自身をしっかりと見つめてみるいい機会だとも考えられます。
卒業式前には、これまで過ごしてきた時間を振り返り残りの時間をどう大切に過ごしていくか考えてみるといいですね。
2.手紙の書き方
100均などでよいのでキチンと封筒と便せんを準備します。
(予算を上げて学年で準備してもいいと思います。なければ各自準備。)
書く相手は「親」です。
①の話をし、ここまで育ててもらった過程では病気やケガ、反抗期などあったことでしょう。その都度、心配をかけてきたと思います。
また、発表会などで賞をもらったり部活動での活躍にうれしい気持ちを分け合ったこともあるでしょう。
そんなことを振り返り、感謝の気持ちを伝えられたらいいですね。上手く書けなくても大丈夫。
ちゃんと伝わりますよ。それに無理に書く必要もありません。反抗期真っ盛りで、どうしても書けない人は封筒と便せんだけ取っておいてください。
こんな風な伝え方があることを知っておいてください。書ける日が来るのを祈っています。
自分自身が手紙をもらって感じた気持ちを伝えてあげるのも、書こうとする意欲をくすぐるかもしれませんよ。
3.書いた後は…
時間内に書けない人もたくさんいると思います。持って帰って書くこともOKです!
書き終えたあとは卒業式の朝に食卓に置いてきたり、「僕が家を出てから読んで。」と手渡したりしましょう。目の前で読まれるのは少し恥ずかしいかもしれませんから。(前日には声掛けが必要です。)
また、どうしても自分で渡しづらいという人は、式の当日持ってきたら保護者に渡してあげるよ。と声をかけておきました。2~3人くらいは、持ってくる感じですね。
手のかかるやんちゃ君が持ってきたときはびっくりでした。(書くと思っていなかったので。)
クラスメイトが促してくれたそうです。タイミングが合わず式後に家庭訪問しました(;^ω^)
時間の目安は :
・ 導入 10~15分
・ 封筒配布 5分
(するなら)
・ 書く 30~40分
こんな感じですね(^_-)-☆
4.まとめ(というほどではないですが💧)
クラスの状態にもよると思いますが志願書を書いたり、あるいは受験を一つクリアした後くらいの時期なら丁寧に書くことも、次の進路へ進むことの大変さも少しは実感しているはずなので案外真剣に取り組めるのではないかと思います。
また、色々な家庭の事情もあるので「絶対に書かさなきゃ」と思うこともありません。
事前の話で感謝の気持ちや次の進路への意気込みを伝える話ができていれば、内容の確認も必要ないかと思います。
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