頭を使って質問してみよう!
総合の時間に取り組んでみました。
1Hずつ取り組める、2Hものです。
質問力、推論する力、柔軟性などを
鍛えます。
水平思考といわれるもの?です。
以下、PowerPointで見せながら
行った内容です。
〈1時間目〉
PowerPoint(part1)
(うまくPowerPointが貼れなかった
ので、つらつらと…。)
〈質問力を鍛える!〉
~質問力をレベルアップさせ、謎を
解き明かせ~
先生が謎を出して、みんなが質問し、
答えにたどり着くんだよ!
ただし、先生は「はい」か「いいえ」
か「関係ありません」としか
答えられません。
では、あるクラスをウォッチして
みよう!
【先生が思い浮かべている、
果物は何でしょう】
Q1.細長く曲がっていますか?
いいえ。
と、いうことはバナナじゃないな
Q2.どんな形ですか?
それは「はい」、「いいえ」で
答えられないのでダメな質問です。
Q3.握りこぶしより大きいですか?
はい。
みかんとかブドウとは違うなあ…
Q4.皮に模様がありますか?
はい。
メロンですね。
正解です。
というように謎を解明してくださいね。
では実践です。
できるだけ少ない質問で答えを
導き出せた方が
いいのですよ。
~実践1~
(PowerPointなしで子どもとの
やり取りを楽しむ感じです。)
・担任の先生は好きな動物を
思い浮かべてください。
生徒に質問をさせ、「はい」「いいえ」
「関係ありません」で答えてください。
・苦手な動物を1つ思い浮かべてください。
・くだものを1つ思い浮かべてください。
(2~3問くらい楽しんでから
次に進んでください。)
PowerPoint(part2)
では、少しレベルアップしたクラスの
様子を覗いてみましょう。
同じく、果物バージョンです。
Q1.暑い時が旬ですか?
はい。
Q2.丸い形ですか?
いいえ。
Q3.表面は滑らかですか?
いいえ。
Q4.木になる果物ですか?
いいえ。
Q5.刺がありますか?
はい。
パイナップルですね?
正解!
どういうことかというと…。
このゲームでは、出来るだけ少ない
質問で答えにたどり着きたい。
そのためには、1つの質問でできる
限り答えの候補をしぼっていきたい
のです。
最初のクラスはQ1で細長く曲がって
いますか?との質問。
これはピンポイントすぎなのです。
もし、この答えがバナナなら、1発で
答えにたどり着けるけど、そうじゃ
なければ、ほとんど絞り込めない
ですよね。
2つ目のクラスは…。
Q1.暑い時期が旬ですか?との質問。
これで2/3ほど削除できるから、全然違いますよね。
Q2.Q3.では…。
丸いですか?や、表面は滑らかですか?の質問でも
たくさんが削除できますよね。
こんな感じで質問をし可能性を絞っていきましょう。
先ほどより少ない質問で答えにたどり着くよう
頑張ってみましょう。
~実践2~
・9教科のうち1つ思い浮かべて
ください。
・12色色鉛筆の中の色を1つ思い
浮かべてください。
(赤・オレンジ・黄色・緑・
青・茶色・白・黒・黄緑・
水色・紫・赤
紫・黄土色・焦げ茶・灰色)
・日本の都道府県を思い浮かべて
ください。
・歴史上の人物を思い浮かべて
ください。
・文房具を1つ思い浮かべてください。
・・・などなど。
実際にやってみたところ、
・ 好きなお菓子
・ 人物(漫画のキャラとか)
・ ノーヒントから
などが面白かったです。
〈2時間目〉
2時間目はポール・スローンの本、
「ウミガメのスープ」から抜粋した
ものでチャレンジしてみました。
例:「レストランでウミガメの
スープを食べた男が自殺した。
なぜ?」というものです。
これは、難しすぎるし内容的にも…。
しかし、本の中には子どもにとって
程よいものがありました。
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