はじめに
・ 国際学力比較調査「PISA」(主に先進国を中心とした15歳の学力調査)で常に上位にランクインしている国である。(教師自体の学力が他国と比べ高いようですが…。)
・ 年間授業日数は190日で夏休みは2か月。
・ 幸福度も高い国。
こんな情報を耳にし、興味がわいてきた国です。
日本でも何かマネできることはないだろうかと思い、探していると・・・。
見つけました!
「フィンランドの国語の教科書」
その中で、1時間で楽しく作文を書けるようなものを作成してみました。
以下、配布プリント
今日のテーマ「作文」といえば、「え~!」、「いやや~。」という人が多いのかな?(笑)
そんなにかた苦しく考えないでください。
「面白い、笑える、超不思議な短い文ができればいいな。」と、思っていますので安心してね。
<ルール説明>
☆ 先生が引いた言葉、2つを使って短い文を書く。
☆ 同じ2つの言葉で、3つ以上の文を書く。
☆ 制限時間は3分間です。
(例) 「犬」と「読む」
・ 犬のことが書いてある本を読む。
・ 私が本を読むと我が家の犬は吠えるので近所迷惑だ。
・ 読むはずの本を犬にかまれて悔しいので、ぼくは仕返しにその犬をかんだ。
3つ目の文は、なんだかバカバカしいですよね。けれど、そんな文でいいのです。
「ありえへんやん!」とか「うそやん~」みたいな文でいいのです。
なんだか、たくさん出てきそうですね。(笑)
後ほど、発表してもらいますので3つ目は笑える文を期待します(笑)
それでは準備はいいですか?
年 組 番 名前
①‐1 『 』と『 』 ①‐2 『 』と『 』
・3つずつ短文を書く。
② 「 」
・
≪進め方≫
①に関しては
・ 板、すいか、卵、物語、表紙、座る、本、面白い、ワクワクする、結果、走るなど、名詞や動詞を
小さな紙に書かせます。(一人2枚)
・ 回収し、その中から2枚引く。引いた2つの言葉で3つ文を作らせる。
・ くじで当たった人が3つの文を発表する。
それを2回繰り返す。
②に関しては、引いた2つの言葉から連想させるようなことを書かせてみる。
例 : 図書館と本
「図書館の本が半分消えてなくなってしまいました。何が起こったのでしょうか?
また、これから何が起こるのでしょうか?」
と、いったような自由に発想できるような感じで。
(フィンランドの国語教科書から引用)
結果
やってみると、日本の子どもたちも、まんざらでなはいと思えるような発想力を持っていることに気づかされました。初めは少し戸惑う場面もありましたが、クラスメイトの発表を聞くうちに要領をつかんでいく感じでした。
感想では、またやってみたい。とか、発表はすごく嫌だったが友人たちがどんなことを書くのかとても興味を持った。聞いているのが楽しかった。など書いていました。
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